左上の書…出口王仁三郎・揮毫「光」(個人所有のものを許可を得て使用しております)

船井勝仁・出口汪 対談

 2010年9月9日に第5回王仁魂講演会が行われ、船井勝仁氏(船井本社代表取締役社長)と出口汪・王仁魂復活プロジェクト会長が講演されました。

 講演の後、ほんの短い時間ですが、光・王仁魂プロジェクト相談役の司会で、お二人に対談をしていただきました。

 主な発言だけ抜き出して「王仁魂インタビュー」として掲載いたします。

出口汪・会長 船井勝仁氏
出口汪・会長 船井勝仁氏


【司会(光)】 今日のお二人の講演の中で、「理想の世界」とか「みろくの世」とか「大和の世」という言葉が出て来ました。それは一体何なのか?どんな世界なのか。そして、それを実現するために何をしなくてはいけないのか? それをお聞きしたいと思います。

 みろくの世というのは、王仁三郎だけの思いではない。あるいはキリストとか仏陀だけの思いではない。そういう超越した人だけの思いではなく、すべての人の中にある、人類の究極の志だと思います。それを実現するために何が必要だと思いますか。


【出口汪】 余計な固定概念を取り去って、自分の中にある、正しいものを正しいと見抜けるような力に気付き、磨き上げることが出来たら、今までとは違ってくると思います。

 たとえば「同情」。同情なんて要らない、良くない、とか言う人もいますが、その場合の同情とは、実は同情ではない。うまく行っている人が、うまく行っていない人を見下している。それを同情という言葉で語っているだけです。

 本当は、同情とは、他人と同じ気持ちになることで、こんなすごいことはないと思います。苦しんでいる人、悲しんでいる人と同じ感情が湧き起こったときには、人に対してやさしくなれる。そのためには、想像力が必要だと思います。

 たとえば憎み合ってても、想像力で他人の気持ちを察することができたら、憎しみも緩和されるでしょうし、戦争や紛争もなくなるでしょう。


【船井勝仁】 自著『生き方の原理を変えよう』(徳間書店)の中にみろくの世のイメージを書いたページがあります。ブログにも書きましたのでそちらを読んでいただきたいのですが、

  →「船井勝仁のいま知らせたいこと

そのいくつかお話しますと──みろくの世でもお金はある、しかし今のようにお金がお金を生むような社会ではない。一日に三時間、週に三日四日働けば十分。自己実現できる機会や、自分の才能を発揮できる仕事がたくさんある。思ったことがどんどん実現してゆく。──そういう世界だと思います。


【出口汪】 一つ気になっていることは、時間の感覚です。

──宇宙が誕生してからものすごい時間が経っている。それから地球が誕生し、すごい時間が経っている。その時間から見ると生命が誕生したのは、ほんの一瞬です。近代文明なんていうのは、さらにミクロの世界です。時間は等間隔で進んでいるのではなく、加速が付いているのではないのかと思うんです。科学が発達し、進歩の果てに、加速が付いて行って、一歩間違えば環境を破壊したり、核で地球を壊したりする危険性のある時代です。そういう意味では、今生きている人間というのは、今しかない特別な使命があるように思います。


【船井勝仁】 前世が見えるという方に時々言われるんですが──今までにもよく父(船井幸雄氏)の息子として産まれてきているそうです。たいていは違う人の所へ産まれてくるそうなんですが。

 親父が自分の天命、役割を果たす、その応援をするのが私の天命であり役割なのかなと思います。

 実は今まで親父のことがよく分からなかったんですが、今の立場になってようやく親父のことが分かるようになり、こういった話もできるようになって来ました。


【出口汪】 この時代に、この瞬間に生まれたということは、二つの意味ですごいことだと思うんです。

 まず、この短い期間に、人間の魂は、上から下まで大きく変わってゆく可能性がある。一人一人が、生きている間に、神に近づくような霊性を持って欲しいなと思います。

 それと、この時代、この日本に生まれてきたことは、すごいときに生まれてきた。地球が滅亡する可能性すらある、その重大さに一人一人気付いて、一人一人が変わることによって、この世界も変わって来るのではないのかと思います。


【司会(光)】 お二人とも、伝えて行く、という使命を持っている、という点で共通点があるようですね。どうもありがとうございました。

(終わり)
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